『最高の体調』では進化医学のアプローチという耳慣れないツールを使って、現代人が抱える不調をバッサバッサと解決していく本です。
本書では科学的に裏付けがされている(ここ大事!)具体的な解決法を提示してくれていて極めて参考になるわけであります。
このページでは、『最高の体調』の要約と感想、本編未収録のボーナストラックへのリンクをまとめました。

『最高の体調』の著者、鈴木祐さんについて
著者の鈴木祐さんは、第一線で活躍されているサイエンスライター。
10万本もの科学論文を読破し、そこで得た知識をご自分の身体で実験しては検証するという、僕もとても気になっている方です。
その様子は、ブログ「パレオな男」で描かれていますのでこちらも必見。
『最高の体調』の要約と感想
現代人はなぜ身体の不調をかかえるのか?
このなんとも動かし難そうに見える問題を、進化医学の視点から考えたのがこの『最高の体調』で、その具体的な解決策が次の二つです。
- 身体の炎症を極力、おさえる
- 心に抱える不安に対処する
この二面のケアして現代人の不調は解決しよう、というのがこの本の主張。
第1章:文明病
肉体的・精神的な問題は、すべて文明病として現れたものかも。
著者はパレオダイエットの実践者のため、この本の主張も全編にわたってそれに沿ったものになっています。
つまり、現代人の身体も原始時代と大差はなく、環境の変化に追いつけなかった分不調という形として帰ってきてしまっているんだというもの。
そこで、この本では2つの視点を使って問題解決をしようとします。
- 不調の原因(炎症・不安)を特定する
- 遺伝に合うように、環境を修正する
これにより本来の体調を取り戻せるのではないと、というものです。
『最高の体調』を実践してみた
『最高の体調』では様々なテクニックが紹介されています。
このようなテクニックって、かたっぱしから実践して自分に合うものを生活の中に残していくというのが一番だと思っています。
ここでは、僕が実際にやってみたテクニックとその感想をまとめました。
腸内細菌と仲良くしよう
腸内細菌と仲良くするために示されているのは、次の3つです。
- 抗生物質を無闇に使わない
- 抗菌グッズや殺菌グッズの排除
- 空気をきれいに保つ
抗生物質を無闇に使わない
抗生物質をやめました。
これまで僕は、風邪を引いて病院に行ったら僕の側から「抗生物質出してください!」と言っていたくらいでした。
ここのところは、一切飲んでいません。
抗菌グッズや殺菌グッズの排除
こちらも実践済みで、僕が排除したのが次のようなものです。
- 汗拭きシート
- 抗菌石鹸
- アルコール除菌
夏場とかは、毎日のように汗拭きシートを使いまくっていた僕ですが、思い切ってすべて排除しました。
空気をきれいに保つ
室内の換気をした上で、加湿ができるHEPAフィルター空気清浄機が良いとのことで、導入しました。
旧式で値段も安めだったので2016年モデルをチョイス。
アロマテラピーが趣味でしたが、これをつけていると香りを全部吸い取ってしまうのでアロマをやめました。
それくらい、空気清浄能力は強力でした。

腸内細菌をもてなす
腸内細菌をもてなすための方法としては、次の3つの方法が紹介されています。
- 発酵食品
- プロバイオティクス
- 食物繊維
発酵食品
以下の発酵食品を、1日に40〜50gずつ食べます。
- 納豆
- キムチ
- ヨーグルト
- 生キャベツ
もともと発酵食品は好きだったので、あまり抵抗なく取り入れられました。
なお、「納豆を低温調理でふやす」なんてことも以前やりました。
» 参考:低温調理器ANOVAで納豆を増やす方法【レシピを徹底解説】
プロバイオティクス
iHerbで、プロバイオティクスを試しまくりました。
結果、良かったのはAORの「プロバイオティック3」です。
僕の場合は、これがいちばんよかった気がします。

食物繊維
食物繊維のサプリを次から選び、1日15gからスタート。
何も問題がなければ、30gずつ増やしていくという方法です。
- イヌリン
- レジスタントスターチ
両方とも試しましたが、僕の場合はお腹にガスが溜まってしまい苦しくなってしまったので断念。
ココアパウダーにも含まれているようなので、僕はこちらをプロテインに混ぜて飲んでいます。

ボーナストラックも必見
『最高の体調』に書ききれなかった文章を紹介するコーナーが、著者の鈴木祐さんのブログ「パレオな男」で公開されていました。
こちらも合わせると、より本を楽しめるはず。
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